人間の体はタンパク質でできている
人間の体の約70%は水分ですが、15%はタンパク質が占めています。タンパク質は・筋肉・骨・血液の材料となる重要な材料です。
タンパク質が不足すると、筋肉量が低下しますし、骨や血液にも影響がでます。
身近なところでいうと肌荒れや髪質の低下などの症状があらわれます。
成人の場合1日に200~300gのタンパク質が分解されており、そのうちの70gが1日の推奨摂取量とされています。
(『体重×1g/1日』が1日の推奨摂取量とされています)
今回は体を作るのに欠かせない栄養素であるタンパク質を豊富に含んでいる、おすすめの食材を紹介します。
おすすめタンパク質6選
①鶏卵
アミノ酸スコア100、卵一個あたりおよそ6gのタンパク質を摂取することができます。循環器系や脳の神経伝達に関わるコリンが豊富。
抗酸化作用のあるメチオニン(アミノ酸)やカロチノイドという成分も含まれています。
②鳥のムネ肉、ササミ(皮なし)
高タンパク質低脂質食材の王道。胸肉100gで24gものタンパク質を摂取することができます。
また疲労回復効果のあるイミダペプチドという成分が豊富に含まれる。
③サーモン(鮭)
100gあたりのタンパク質含有量は鶏胸肉にも劣らず22gも含まれています。人間の体内では作ることができない必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
オメガ3脂肪酸は脂質ですが、腸内環境を整える効果などがあります。
④大豆製品
納豆は1パックでおよそ5gのタンパク質を摂取することができますが、卵のように2個3個いっぺんに食べることは少ないですよね。大豆製品は100gあたりのタンパク質含有量は鶏肉にも負けていないのですが一度に食べる量が少ない、というのが欠点ではあります。
さらに筋肥大や筋力強化を考えるのであれば、動物性のタンパク質とくらべて植物性のタンパク質はより量を摂取する必要があります。
大豆製品の注目すべき機能性成分
- 細胞の構成に欠かせない『大豆レシチン』
- 抗酸化作用を持つ『大豆サポニン』
- 善玉菌の餌となる『オリゴ糖』
- 女性にうれしい働きが期待される『大豆イソフラボン』
⑤ツナ
ツナ缶であれば1缶あたり14gのタンパク質をとることができます。ツナの油からは体内では作ることのできない必須脂肪酸であるドコサヘキサエン酸(DHA)・エイコサペンタエン酸(EPA)、リノール脂肪酸が含まれています
⑥プロテイン
プロテインのメリットはなんといっても、多量のタンパク質を手軽に摂取できることです。様々な味、成分のものが各メーカーから販売されていて選択肢も多いです。
食事だけでは大変なタンパク質の摂取もプロテインを利用することで足りないタンパク質を補足することができます。
ただし、注意点としてはプロテインからの摂取だけでタンパク質を賄おうとするのはデメリットもありますのであくまで栄養補助食品として利用することをおすすめします。
この他にも魚介類や牛肉馬肉なども良質なタンパク質としておすすめです。
少し高価になってしまうのでお財布に余裕のある方は、こちらも食生活に取り入れてみても良いと思います。
以上おすすめタンパク質食材でした!
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