睡眠不足で起こる体への影響
ダイエット、ボディメイクにおいて睡眠は『眠トレ』と呼ばれるほど、大切なトレーニングの一つと言っても過言ではありません。ボディメイクにかかわらず日常においても睡眠不足が健康に様々な弊害を与えることは言うまでもありません。
では、睡眠が不足した時、身体の中ではどんな変化が起こっているのでしょうか。
今回は
- コルチゾールの増加
- 基礎代謝、消化器系機能の低下
- 集中力、モチベーションの低下
コルチゾールが増加する
睡眠が不足するとストレスホルモンであるコルチゾールの分泌量が増加します。コルチゾールは免疫力を下げたり、思考力や記憶力の低下、筋肉の分解など様々な作用で体を攻撃します。
そういった影響を受け続けると、ストレスを抱えた状態が慢性化し、体は弱体化しストレスを受けやすい体になってしまいます。
基礎代謝、消化器系機能の低下
睡眠が不足すると、最もダメージを受けるのは脳です。体は、脳を回復させようとできるかぎり動かないようにと基礎代謝は下がり、倦怠感や眠気などを発して活動しないようにと働きます。
そして基礎代謝の低下は消化器系機能の低下にもつながります。
消化吸収がうまくできなくなると
・食べたものをうまく消化できず正しく栄養を摂取しきれない
・消化器系の代謝機能が下がるため、消費カロリーが下がる
などボディメイクにおいて良くない影響が起こります。
また栄養をエネルギーとして代謝する能力も低下するので、時間の増加とともに体重増加を引き起こす原因となりますし、増えた体重も落としにくくなってしまいます。
こういった理由で睡眠不足が太りやすい原因と考えられています。
集中力、モチベーションの低下
睡眠不足になると頭がぼんやりした感覚になった経験は誰しもあると思います。そのような状態では目の前の物事に集中することが難しくなります。
また、睡眠不足は精神状態を不安定にするため、モチベーションにも波ができてしまいます。
トレーニングは集中力を要しますが、睡眠不足は集中力を下げてしまうため、パフォーマンスに影響が出てしまいますし、怪我のリスクにもなってしまいます。
やる気がでないとトレーニング自体がおろそかになってしまい、目標を遠ざけることにもなります。
このように睡眠不足は筋トレにとって様々な悪影響を及ぼし悪循環を生み出します。
睡眠不足が悪影響を及ぼすのは筋トレだけではなく、日常生活にも響いてきます。
必要な睡眠時間は人によって様々ですが、自分が日中問題なく過ごせるだけの十分な睡
眠をとるようにしましょう!
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